産後うつの症状に気付く|対策と治療の重要性

女の人

病気を理解することが大切

男性医師

最近では日本でも女性の社会進出が進み、共働き世帯が一般的になっています。バリバリと働くキャリアウーマンが増えているため、晩婚化や高齢出産になるケースが増えている現状もこうした社会的な背景の中では自然な流れといえるでしょう。しかし、高齢出産で初めての赤ちゃんを出産した場合は、気をつけるべき問題があります。それは、産後うつの問題です。高齢出産で初子を産んだ女性が、産後うつになりやすいというデータがあるといいます。高齢出産では、肉体的な負担が大きくなるのはもちろんですが、精神的なプレッシャーもかなりの負担になるのです。またホルモンバランスの変化の影響で情緒は不安定になります。特に努力家で自分自身の力でキャリアを積んできたという自負がある女性は、育児に翻弄されてしまう場合があります。育児書などで熱心に勉強していざ子育てをスタートしてみると、マニュアル通りにはいかないことに愕然とするのです。自分の意志ではコントロールできないのが育児です。そのためそうした混乱や失望からうつ状態になる場合があります。

産後うつは、出産が終わって育児をしている母親がかかるうつ病になります。重症化すると、一過性である産後うつから、大うつ病性障害など別の病気に進展してしまう可能性があります。また、産後うつに関する知識が乏しいと病気を発見することも遅れてしまいます。また、病気だと気が付かなければ、自分自身の変化に対応しきれずパニックを起こしてしまったり、より苦しい思いをしてしまうはずです。症状には特徴がありますので、しっかりと把握して、病気であることを理解しましょう。